• 白内障と多焦点眼内レンズ:眼鏡から解放される

    白内障と多焦点眼内レンズ:60歳を過ぎてから眼鏡から解放される 白内障の手術のあとに眼鏡から解放されることは、今日、60歳を過ぎた多くの患者さんにとって手の届く目標です。3焦点の多焦点眼内レンズは、遠く、中間、近くという三つの距離の見え方を取り戻させるもので、厳密に適応を選ぶことを条件に、意味のある選択肢になります。 目次 多焦点眼内レンズを理解する どんな方が対象か 多焦点、EDOF、それとも単焦点か 診療の流れ よくある質問 要点 60歳を過ぎてから眼鏡を手放すことは、遠く・中間・近くの見え方を取り戻す3焦点の多焦点眼内レンズによって、手の届く目標になります。 これらのレンズは光を三つの焦点に分けます。脳は3〜6か月かけて神経順応によって慣れていきますが、夜間のハローが出ることもあります。 適応は厳密な選択に基づきます。進行する加齢黄斑変性、進んだ緑内障、明らかな糖尿病網膜症は禁忌となるため、黄斑OCTを必ず行います。 生活の仕方に応じて一人ひとりについて選びます。検査はカシャン(Cachan)で行い、診察はパリ13区でも受けられます。手術はClinique Sainte-Genevièveで行います。 理解する 多焦点眼内レンズを理解する 3焦点の多焦点眼内レンズは、入ってくる光を三つの焦点、すなわち遠く、中間(およそ60〜80センチ)、近く(40センチ)に分ける回折型の設計をもつ眼内レンズです。脳はそれぞれの距離で必要な焦点を選び取ることを覚えます。これを神経順応と呼び、3〜6か月かけて整っていきます。 RampatとGatinel(Ophthalmology,…

  • 白内障の手術のあと、いつから運転できますか

    白内障の手術のあと、いつから運転できますか? 白内障手術はフランスでもっとも多く行われている手術の一つで、運転についての質問は診察のたびに出てきます。答えは決まった日数ではありません。ご自身の眼の状態、治り方の速さ、そして見え方が再びはっきりと快適になる時期によって決まります。急がずに、落ち着いて運転を再開するための目安を一緒に見ていきましょう。 要点 白内障の手術のあと、運転を再開するまでの決まった日数はありません。ただし手術当日に運転することは決してありません。 再開の判断は三つの条件によります。はっきりと快適な見え方、気になるまぶしさがないこと、そして術後の検診での確認です。 左右の眼で度数に差があるとつらいことがあります。手術した側に度の入っていないレンズを入れることで、運転中の快適さが戻ることがよくあります。 夜間の運転には、いっそうの慎重さが必要です。慣れていく時期のあいだ、ハローや光への過敏さが残ることがあります。 結論から:決まった日数はなく、医師の許可が要ります 要点。白内障の手術当日に運転することは決してありません。その後の運転の再開は、見え方の回復と眼科医の判断によって決まり、多くの場合は手術から数日後になります。誰にでも当てはまる「術後○日」というものはありません。運転してよいと判断させるのは、はっきりした見え方、気になるまぶしさがないこと、そして術後の検診での確認です。この医師の許可より前に、決して運転を再開しないでください。 白内障の手術のあと、運転を再開してよい三つの条件 白内障の手術のあと運転の再開を認める三つの条件を示した図。はっきりと快適な見え方、気になるまぶしさがないこと、そして術後の検診での確認。決まった日数は定められていません。 運転の再開:日数ではなく、三つの条件 運転してよいかどうかは、眼科医が一人ひとりについて判断します はっきりした見え方 標識が読めて、 距離がつかめる まぶしさがない 気になるハローがない…

  • サングラスと紫外線:早発白内障から目を守る

    サングラスと紫外線:早発白内障から目を守る サングラス選びは、見た目だけの問題ではありません。日光と白内障の関わりは、もっともよく記録されているものの一つです。積み重なった紫外線への曝露は、白内障を早め、翼状片や光線角膜炎を招きます。ここでは実際に、効果のある保護をどう見分けるのか、そしてとくに守るべきなのは誰かをご説明します。 リスクを理解する 要点 積み重なった太陽の紫外線への曝露は、白内障を早め、翼状片や光線角膜炎を招きます。眼科でもっともよく記録されている関わりの一つです。 WHO(世界保健機関)は白内障のおよそ5%を紫外線によるものとしています。屋外で働く人との関わりがもっともはっきりしているのは皮質白内障です。 効果のある保護に必要なのは、UV400の表示、夏はカテゴリー3、そして斜めから入る紫外線を遮る顔を包み込む形のフレームです。 子どもが最優先です。生涯に浴びる紫外線のかなりの部分は18歳までに受けますし、子どもの水晶体は網膜へより多くの紫外線を通します。 紫外線はなぜ目を傷めるのか 地表に届く太陽の放射には、紫外線の大きな三つの種類が含まれます。UV-C(オゾン層で完全に遮られます)、UV-B、UV-Aです。後の二つは地表に届き、眼の組織に働きかけます。 種類 波長 届く深さ 眼のなかで影響を受ける部分 UV-B 280〜315 nm 角膜と水晶体(網膜にはほとんど届かない)…

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